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型データの作り方

型抜きするには型を抜く形のデータが必要です。我々加工業者はそのデータをもとに抜き型を作り、最終的に印刷物を抜き取るのです。

データ作成の手順
アウトライン
  1. 印刷データに合わせ抜き取る位置をライン化します。
  2. アウトラインしたものをpdfにします。

デザイナー様がやることはこれだけです。ただし、印刷物と大きさ位置を前もって重なり合わせておく必要があります。たいていの場合、型データのみを作成せず、印刷データの中でレイヤー作成しているため大きさがズレることは稀ですが、念のためダブルチェックが必要です。

ふるふる
ふるふる

皆様が抱いているよりはるかに簡単だと思いますよ。

抜き加工+ジャバラ折のデータ

このデータと印刷物を組み合わせると

こんな感じになります。

製造工程
  1. 印刷物を作成した型に合わせて抜きます。
  2. 抜いた印刷物の余白部分をむしります。
  3. 折機にむしり取られた印刷物をかけます。
  4. 抜いた状態、折の状態を検査して梱包します。

これで完了ですが、わかりにくいので動画でみてください。

最初の抜き工程は省略してあります。


ふるふる
ふるふる

いかがでしょうか。最終仕上りをイメージすれば

データも作りやすくなりますよね。

型のデザインは機械的にはさまざまな制約がありますが、まずは思い切って奇抜なデザインをした方がいいと思います。

抜く部分の継ぎ足しの縁取りは正確につなぎ合わせることもポイントの1つです。

更に機械的に無理かどうかは我々が判断するので、都度問い合わせてくださって大丈夫です。

用は皆様のデザインセンスを信じて、遠慮なく問い合わせ、機械見学することがデザインの1番のヒントになるはずです。